エイチ・アイ・エス(HIS)傘下のH.I.S.ホテルホールディングスは19日、同社が運営する「変なホテル」にJR山手線とコラボした宿泊プランを設けたと発表した。同線浜松町駅のホームにある駅名標をイメージした壁紙や車両をあしらったクッションなどで装飾した客室を用意した。鉄道ファンや家族連れらの需要を見込み、ビジネス目的以外での客層を広げる。
「山手線ルーム」を浜松町駅が最寄りの「変なホテル東京 浜松町」(東京・港)に設けた。山手線がホテル業界とコラボするのは初めてという。客室内の壁を山手線の路線カラーであるウグイス色で装飾した。先頭車両をイメージした顔出しパネルも設置し、運転士や車掌の気分も味わえる。
料金は朝食付きプランで2万6300円、素泊まりプランで2万5000円から。
「変なホテル東京 浅草橋」(東京・台東)には、JR総武線をモチーフにした「総武線ルーム」を用意した。今後もホテルが立地する地域を走る鉄道とコラボした客室の開発を検討する。
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