シャープは19日、親会社である台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の完全子会社から通信関連の特許を取得したと発表した。取得額は非公表。通信分野での技術的な優位性を高めるほか、特許料収入の増加を狙う。

特許を取得したのは香港のFGイノベーション社。高速通信規格「5G」と1世代前の「4G」などの通信分野で、標準規格を満たす製品を作るのに必要な「標準規格必須特許」を取得した。

シャープは無線通信技術の分野で6000件以上の特許を保有している。

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