ミツカンは宇都宮餃子とコラボした「ご当地味ぽん」シリーズ第1弾を発売した(19日、東京都港区)

ミツカンは19日、主力のポン酢「味ぽん」とご当地グルメとのコラボ商品の第1弾として「ご当地味ぽん for 宇都宮餃子(ギョーザ)」を商品化し、一部販路で発売した。酢としょうゆの配合などにこだわり、特製ラー油を加えて香味の強い宇都宮餃子に合うようにしたという。200ミリリットル入りで参考小売価格は810円。

1964年発売の味ぽん60周年に合わせたプロジェクト。宇都宮市内の飲食店などでつくる宇都宮餃子会が監修し、同会が市内で営業するギョーザ店「来らっせ」や関東地区の高速道路の一部サービスエリアなどで売り出した。販売先は拡大を予定する。

ニラやショウガの香りが強い宇都宮餃子に負けないように通常より酢の比率を高めつつ、まろやかな粕酢の採用で酸味を抑えた。水ギョーザにも合うようしょうゆは3種類使い、唐辛子、サンショやブラックペッパー入りのラー油を配合した。

開発担当者は市内の店舗で試食を重ねて味の特徴を研究し、150以上の組み合わせから選んだという。第2弾以降も構想中。19日に東京都内で開いた発表会には宇都宮餃子会の鈴木章弘事務局長、栃木出身のお笑いコンビ「U字工事」らが参加した。

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