渋谷駅とその周辺では、「100年に1度」とされる再開発が進められていて、これに伴いJR渋谷駅の「新南改札」は、国道246号線の南側で整備が進められている新しい駅舎の3階部分に移されました。

21日は記念の式典が行われ、関係者がテープカットを行って新たな改札の使用開始などを祝いました。

これまでの「新南改札」は、山手線や埼京線のホームから離れた場所にあり、山手線の場合、ホームから改札まで歩いて6分ほどかかりましたが、新しい改札はいずれのホームからも近くなったということです。

新たな改札は線路をまたぐ東西の通路に面した場所に設置されるなどしたため、JR東日本は線路を挟んだ東西の行き来がしやすくなるほか、国道246号線の南側へのアクセスも改善されるとしています。

新しい改札を利用した20代の女性は「駅の南側はわかりづらく、来ることがあまりなかったので、来やすくなるのはいいことだと思います」と話していました。

JR渋谷駅の山村大輔 駅長は「駅を快適に利用できるようになることに加え、これまでハチ公改札がかなり混雑していたので、安全面の向上も期待できる」と話していました。

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