タリーズコーヒージャパン（東京・新宿）は23日、エスプレッソをアイスクリームにかけて食べる「アフォガート」をモチーフにした新ドリンクを発売すると発表した。苦みのある抽出仕立てのエスプレッソとバニラシェークが合わさり、香り高く濃厚な風味を味わえる。30日から8月27日までの期間限定で全国の店舗で販売する。
商品名は「バニラアフォガートシェイク」（690円）。アフォガートのドリンクを販売するのは2023年夏に続き2回目となる。昨年は「甘すぎず飲めそう」などと普段期間限定の商品の利用がなかった客層からも支持を得られたという。同商品はフローズン系のドリンクの中で最も売れた。
そのほか、同社初となるクマ形のボトル「タリーズベアフルハグミーボトル」（1465円、ドリンク料金は別）を用意した。同社の人気キャラクター「ベアフル」をかたどり、トールサイズ（350ミリリットル）のドリンクを入れられる。8月7日のタリーズの創業記念日に合わせて発売する。
23日に開いた試飲会で、開発を担当した石川千晴氏は「夏の暑い日の午後、エスプレッソのガツンとした苦みを強く感じられる設計のドリンクで気分転換してもらいたい。昨年超え（の売り上げ）を目指したい」と話した。
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