JR九州は23日、社会人が新規事業開発などを学べる事業構想大学院大学(東京・港)と人材開発に関する連携協定を締結した。社員が同大学院の修士課程を修了できるよう推薦枠を設けたり、新規事業を構想するためのプログラムを受講できるようにしたりする内容。社会環境の変化を見据えて事業を構築・実行できる次世代人材の育成を目指す。
同大学が設けた新制度「人材開発連携企業制度」を全国に先駆けて活用する。連携企業とは研修などを実施するほか、企業推薦枠を用意する。JR九州の古宮洋二社長は「新規事業につながるようなアイデア力をつけてくれることを期待している」と話した。
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