発表によりますと、三菱電機は、アメリカの航空防衛大手、RTXと契約を結び、2028年度をめどにアメリカ海軍の艦艇に搭載するレーダーの部品を納入することになったということです。

部品は、神奈川県鎌倉市にある工場で生産する予定で、会社にとってはアメリカ軍向けに防衛装備品を納入するのは初めてです。

三菱電機は、防衛装備品の輸出ルールを定めた「防衛装備移転三原則」に基づき完成品を輸出するケースとしては初めて、去年、フィリピンに、警戒管制レーダーを輸出しています。

さらに、会社は、日本とイギリス、それにイタリアの3か国で共同開発を進めている次期戦闘機のレーダーや電子部品の開発も担当するなど、防衛事業の強化を進めています。

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