香港の投資ファンド「オアシス・マネジメント」が24日付けで関東財務局に提出した大量保有報告書によりますと、小林製薬の発行済み株式の5.2%を取得したということです。
株式を取得した目的は「ポートフォリオ投資と重要提案行為」としています。
「オアシス」は、株式を取得した国内の上場企業に対して、経営の見直しやみずからが推薦する取締役の選任を求めるなど、積極的に株主提案を行うアクティビストファンドとして知られています。
小林製薬は、紅麹の成分を含むサプリメントを摂取した人が腎臓の病気などを発症した問題を受けて、23日、経営トップ2人の辞任を決めたばかりで、今後、オアシスが小林製薬に対してどのような提案を行うかが注目されます。
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