規格外の抹茶をアップサイクルし、クラフトビールをつくる(写真は抹茶を石臼で粉砕する様子)

アサヒグループホールディングス(GHD)子会社で、サステナビリティー(持続可能性)関連の事業を担うアサヒユウアス(東京・墨田)は、規格外の抹茶を活用したクラフトビールなどを販売する。9月4日から商業施設の「北千住マルイ」(東京・足立)で開催されるイベントで販売する。

規格外の抹茶を活用する「まっちゃれんじ」プロジェクトで製造・販売を支援する。「西尾の抹茶」などを製造する南山園(愛知県安城市)と国内のクラフトビール醸造所8社が連携し、それぞれの醸造所で製造した抹茶味のビール8種を販売する。

抹茶は製造の過程でふるいにかける工程があり、ふるいを通過しない規格外の抹茶の大半は食品残さとして肥料などに再利用されている。「まっちゃれんじ」では、この規格外の抹茶をアップサイクルして新たな価値を加える。

コンタクトレンズの製造過程で出る端材を原料に作られた「plaloopタンブラー」

9月4日から10日まで北千住マルイで開催される「BEER UP! KITA-SENJYU」で販売する。イベント会場ではアサヒユウアスが開発した、メニコンのコンタクトレンズ工場で発生する端材を原料に作られた「plaloopタンブラー」も販売する。

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