120キロワット充電器(写真左)と30キロワット充電器を国内で販売する

ロッテホールディングス(HD)は25日、韓国ロッテグループで電気自動車(EV)用急速充電器を手がけるEVSIS(イーブイシス)が日本市場に参入したと発表した。6月に日本独自の急速充電規格「CHAdeMO(チャデモ)」の認証を取得し、販売を始めた。まず2機種を投入する。

イーブイシスは30キロワットと120キロワットの2モデルでチャデモの認証を取得した。充電時間は30キロワット充電器が約1時間20分、120キロワット充電器で約25分としている。120キロワット充電器は2台のEVを同時に充電できる。

イーブイシスは韓国を中心にEV急速充電器を製造・販売する。22年に韓国ロッテグループのロッテイノベート傘下となり、2023年12月時点で世界での累計販売基数は4万8000基を超えた。24年度後半からは米国での生産も開始する。

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