トヨタが開発したFCバイク。前輪部分がアイスを保管する冷凍庫になっている

トヨタ自動車は26日に開幕するパリ五輪で、水素を使って冷やしたアイスクリームを観客に配布する。燃料電池(FC)を搭載したバイクの前輪に冷凍庫を取り付け、会場周辺を走行する。トヨタは水素社会の実現を目指しており、五輪を通して関連技術をPRしたい考えだ。

トヨタが開発した携帯型水素カートリッジをFCバイクに載せ、発電した電力を冷凍庫にも供給する。カートリッジは長さ58センチメートル、重さ8.5キログラムの円筒型で、簡単に持ち運びや交換できるのが特徴だという。

トヨタはパリ五輪の最高位スポンサーも務めており、大会公式車両として燃料電池車(FCV)を500台、電気自動車(EV)を1003台提供する。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。