欧米の金融政策や政治情勢が世界経済に及ぼす影響について意見が交わされるほか、巨大IT企業などへの新たな課税のルールをめぐっても議論が行われます。

G20の会議は、ブラジルのリオデジャネイロで日本時間の25日夜9時ごろに開幕しました。

日本からは鈴木財務大臣が出席していて、初日は世界経済などをテーマに議論が行われます。

この中では、
▽ロシアによるウクライナ侵攻の長期化に加え
▽欧米をはじめ各国の金融政策の動向や、最新の政治情勢などが世界経済に及ぼす影響について意見が交わされます。

また、国境を越えてサービスを展開する巨大IT企業などに課税する、国際的なルールについての議論も行われます。

このルールは、2021年に130余りの国と地域が合意しましたが、その後の調整が難航し、目標としていた2024年6月までに条約の内容を確定する各国の署名は実現しておらず、今回の会議で、導入に向けた道筋がつけられるかが焦点となります。

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