「みやぎの青葉地鶏」のもも肉や砂肝などが楽しめる5種盛り

水産加工会社の旬鮮堂(宮城県南三陸町)は26日、宮城県初の地鶏「みやぎの青葉地鶏」のお披露目式を開いた。飼育過程などで協力するWIDEFOOD(ワイドフード、仙台市)がJR仙台駅の飲食店エリアで運営する焼鳥店「炭火焼鳥 肉のいとう」で8月1日から提供する。

青葉地鶏のもも肉や砂肝など複数の部位の3種盛り(1200円)や5種盛り(1980円)のほか、「ぼんじり」や「せせり」など5種の希少部位(各580円)を用意した。8月末までは限定セールで盛り合わせを200〜300円ほど安くする。

「みやぎの青葉地鶏」のお披露目式(26日、仙台市)

旬鮮堂の西條盛美社長は「事業が動き出したばかりで羽数が少ないため、当面は飲食店での扱いとなる」と話す。宮城県の村井嘉浩知事は「羽数が増えてくれば、銘柄牛の仙台牛で培ったマーケティング戦略で全国に発信していく」と述べた。

青葉地鶏は名古屋コーチンを品種改良し、コクのあるうまみと弾力のある歯ごたえが特長という。南三陸町で採れたうま味成分が豊富なワカメや昆布を飼料に混ぜ込んでいる。

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