ダイハツ工業は26日、認証試験の不正問題を巡って国土交通省に再発防止策の進捗状況の報告書を提出した。報告書で車の開発・生産における工数や日程を可視化したうえで、親会社のトヨタ自動車と事業・商品計画を協議して合意することにしたと明らかにした。
国交省への報告書の提出は四半期ごとに求められており、4月に続く2回目となる。トヨタとは5月以降に開発・認証部門を中心に実務を担う13人が人材交流したことも明らかにした。認証試験に関わる法規認証室の人員を2023年1月と比べて7倍に増員する計画も予定通り実施したという。
ダイハツの星加宏昌副社長はオンラインで開いた記者説明会で「すでに車の納期は正常化しており、8月にはフル生産になる」と語った。
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