小林製薬は26日、「紅麹(べにこうじ)」配合サプリメントの健康被害に関する厚生労働省への報告に漏れがあったと発表した。紅麹原料の供給先のうち、問題のあったサプリと同等量以上の紅麹を摂取する製品の報告を求められていたが、5社で取り扱いがあったにもかかわらず「なし」と報告していた。
小林製薬によると、5社の製品はいずれもOEM(相手先ブランドによる生産)で、報告対象外と独自解釈したという。同社は6月にもサプリ摂取との関連が疑われる死亡者を過少報告しており、行政報告や情報開示の不備が目立っている。
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