ニューヨーク証券取引所

 26日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は大幅続伸し、前日比654・27ドル高の4万0589・34ドルで取引を終え、終値では3日ぶりに4万ドル台を回復した。米連邦準備制度理事会(FRB)が早期利下げを開始するとの期待を背景に、ほぼ全面高の展開となった。上げ幅が800ドルを超える場面があった。

 米商務省が朝方発表した6月の個人消費支出(PCE)物価指数の伸び率が前月から縮小。FRBが金融政策を判断する上で重視する指標でインフレ緩和を示す結果だったため、早期利下げ開始への期待から買い注文が優勢となった。(共同)

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