三井不動産は29日、東京都港区の西麻布に建設した高級老人ホーム「パークウェルステイト西麻布」をメディア向けに公開した。都心の立地でありながら、健康管理用の温水プールやフィットネス施設などを備えており、帝国ホテルが食事を提供する。クリニックも併設しており、富裕層に向けて売り込む。
10月に開業する。全400室で、介護を必要としない一般居室の1部屋当たりの面積は39〜142平方メートル。介護が必要になった場合は介護居室に移り、介護サービスを受けながら生活ができる。健康管理などの設備を設備を充実させるほか、手ぶらで各施設を利用できるように顔認証システムを導入した。
料金は年齢や入居人数によって異なるが、約49平方メートルの1LDKの部屋に1人で入居する場合、一時金は約1億5000万円で、共益費とサービス料として別途月25万円程度かかる。130平方メートルの部屋に2人で入居する場合、一時金は約5億4000万円、月額約54万円。既に約4000件の問い合わせを受けているという。
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