北海道銀行が29日発表した2024年4〜6月期の単独決算は、本業のもうけを示すコア業務純益(投資信託解約損益を除く)が前年同期比6%増の40億円だった。日銀のマイナス金利政策解除による金利上昇で、貸出金利息が増えた。預け金利息の増加も寄与した。
経常利益は8%増の41億円。融資先の破綻に備える与信関係費用で2億5500万円の戻り益があった。株式等損益も改善した。税引き利益は2%増の29億円となった。
6月末時点の預金残高は6兆1887億円と3%増えた。貸出金の残高は4%減の4兆2441億円となった。
道銀と北陸銀行を傘下に持つほくほくフィナンシャルグループ(FG)が同日発表した24年4〜6月期の連結決算は純利益が64%増の74億円だった。25年3月期通期の業績予想は据え置いた。
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