31日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで上昇し、一時1ドル=152円台前半を付けた。日銀が31日まで開く金融政策決定会合で、追加利上げを決めるとの観測が強まった。日米の金利差縮小が意識され、円を買ってドルを売る動きが優勢となった。
午前10時現在は前日比2円53銭円高ドル安の1ドル=152円36~39銭。ユーロは2円74銭円高ユーロ安の1ユーロ=164円83~92銭。
前日30日時点では今回の会合で利上げを見送るとの見方が強く、円相場は一時1ドル=155円台に下落した。その後、日銀が追加利上げを検討すると伝わり、海外市場で円高が進んだ。(共同)
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