H.U.グループホールディングス傘下の検査試薬メーカー、富士レビオ・ホールディングスは31日、米バイオジェンとアルツハイマー型認知症の検査試薬の開発で提携したと発表した。アルツハイマー病を引き起こすとされるたんぱく質「タウ」が脳内で蓄積しているかを、血液から判別できる試薬を開発する。
富士レビオは既に米医療機器大手のベックマン・コールターと神経疾患領域の試薬の開発で提携しており、3社で開発を進める。バイオジェンは認知症治療薬の開発にノウハウを持っており、提携に加わることで同社が持つデータを試薬開発に生かせる。
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