いすゞ自動車は31日、北米で展開している小型トラック「Nシリーズ」に電気自動車(EV)を追加し、8月から順次発売すると発表した。運送事業者向けに運行中の車両の電池残量などを遠隔からリアルタイムで把握できるサービスを提供する。
NシリーズEVの航続距離は電池パックの搭載量によって変化するが、一般的な5個搭載(100キロワット時)モデルでは68〜130マイル(109〜209キロメートル)になる。
価格は明らかにしていないが、一般にEVトラックはエンジントラック(2トン車で600万円程度)の2倍ほど高い。リース販売を取り入れ、顧客が導入しやすくする。
いすゞは国内では23年にEVトラックを発売しているが、海外ではNシリーズEVが初めて。北米を足がかりにして順次各国に投入していく。
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