ゴンチャジャパンはアルバイトが発案した夏の新商品を発売する(31日、東京都目黒区)

台湾発のお茶専門店「ゴンチャ(貢茶)」を展開するゴンチャジャパン(東京・港)は31日、店舗のアルバイト発案の新ドリンクを発表した。8月8日から全国のゴンチャ店舗で売り出す。9月1日までを想定し、4つの種類であわせて50万杯以上の売り上げを目指す。

東日本と西日本からエリアを代表する商品をそれぞれ2種類ずつ売り出す。いずれもアルバイト店員がオリジナルメニューを企画する「ゴンチャ クルーチャンピオンシップ2024」で約200件の応募から選ばれた企画だ。

岐阜県の店舗のアイデアを商品化した「洋梨ベリー ミルクティー」(650円)は、洋ナシとラズベリーにアールグレイティーをあわせたデザートドリンクに仕上げた。企画発案者は「自分へのご褒美に選んでもらえたら」と話す。

東京都の店舗からは「ブルーハワイ フローズンティー」(680円)がエントリー。真夏の空をイメージした青色のブルーハワイゼリーにウーロン茶をあわせた爽やかな商品に仕上げた。

8日からは総販売数に加え、X(旧ツイッター)とインスタグラムのハッシュタグ数の合計で勝敗を競う。購入した客は最大3票投じることができるため、好みのドリンクで「推し活」も楽しめるという。

同日ひらいた「新商品先行体験会」でゴンチャの広報担当者は「クルー(アルバイト)とファンをつなぐ企画で新たなファンを増やしたい。来年以降も1年に1度の企画として続けていきたい」と話した。

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