不二越は31日、性能を高めてより広い範囲で作業できる協働ロボットを開発したと発表した。従来品よりもロボットアームが届く距離を延ばしたほか、運搬できる重量を大きくした。労働人口の減少や人件費の高騰が国内外で課題となる中、高性能な協働ロボットの投入で作業の効率化を後押しする。
協働ロボットは8月より国内外で販売を開始し、年間2400台の売り上げを目指す。主に自動車部品や電子機器向けに利用されるという。従来品よりもロボットアームが届く距離が最大1.2メートルと約30センチほど長くなった。運搬できる重さも5キログラムから12キログラムまで拡大した。
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