愛媛県大洲市の「大洲バイオマス発電所」

前田建設工業と石油資源開発(JAPEX)などは1日、愛媛県大洲市でバイオマス発電所の稼働を始めたと発表した。出力は5万キロワットで、およそ7万世帯分の電力をまかなう。発電した電気は国の固定価格買い取り制度(FIT)に基づき、四国電力の送配電会社に20年間売る。

東南アジアから輸入する木質ペレットを燃料にする。前田建設がバイオマス発電所を稼働させるのは初めて。

JAPEXが関わるバイオマス発電は3カ所目だ。同社は石油や天然ガスの開発が主力だが、脱炭素への対応として再生可能エネルギーの開発にも取り組んでいる。

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