神田氏は59歳。

1987年に当時の大蔵省に入り、主計官や国際局長などを経て、2021年から為替政策の実務のトップである財務官を務め、7月31日付けで退任しました。

3年にわたる財務官の任期中、神田氏は、歴史的な円安に直面し、おととし24年ぶりとなるドル売り円買いの市場介入を指揮したほか、ことしも相次いで市場介入に踏み切り、その言動は市場関係者に注目されてきました。

林官房長官は記者会見で「金融・国際経済の分野で豊富な経験を積んだ人物であり、特に最近の国際金融情勢などに関して岸田総理大臣に助言してもらうことにした」と述べました。

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