ゴールドウインは2日、自社ブランド「ゴールドウイン」直営店の海外4店舗目となる「Goldwin Chengdu（ゴールドウイン成都）」を中国・成都に開業したと発表した。ゴールドウインブランドでの海外出店は2021年12月の中国・北京での旗艦店以来2年8カ月ぶり。同社は33年3月期までに同ブランドの売上高を500億円規模に拡大する目標を掲げており、海外の出店数を増やす。
新店舗は成都市の中心部「錦江区地区」に開いた。成都市は人口が多く製造業やIT（情報技術）産業などが盛んな経済都市で、観光客や地元客の需要を見込む。店舗の広さは約30坪（99平方メートル）。スキーやアウトドア用品、アクセサリーやバッグなど、ゴールドウインブランドの全カテゴリーを取り扱う。
同社は7月に発表した中期経営計画で、ゴールドウインブランドの売上高を33年3月期までに24年3月期比約16倍の500億円規模に成長させる目標を掲げた。同社は主力ブランド「ザ・ノース・フェイス」を販売するが、日本と韓国のみで商標権を持つため、世界中で販売できる自社ブランドの育成を進める。19年には米国のサンフランシスコ、20年にはドイツのミュンヘンに出店している。
鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。
