新モデルの発売で出荷が高水準だった前年からの反動も出た(写真は原付き2種)

日本自動車工業会(自工会)が6日発表した7月の国内二輪出荷台数は、前年同月比28%減の2万3370台だった。減少は7カ月連続。アウトドアブームの一巡が響いた。新モデルの発売で出荷が高水準だった前年からの反動も出た。

排気量別でみると、小型二輪車(250cc超)が57%減の2911台と、減少率が最も大きかった。軽二輪車(125cc超250cc以下)は40%減の3793台、原付き2種(50cc超125cc以下)は24%減の9333台だった。原付き1種(50cc以下)は3%増の7333台だった。

二輪車は新型コロナウイルス禍の「三密」を避ける趣味として、2021〜23年に人気が高まった。だが、24年に入って減少が続いている。

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