6日のニューヨーク株式市場では、世界的な株安に歯止めがかかるのではないかとの見方から、投資家がリスクを避ける動きが後退して、値下がりした株式を買い戻す動きが強まり、主要な株価指数がそろって上昇しました。

一方、7日の東京株式市場は取り引き開始直後から幅広い銘柄に売り注文が膨らみ、日経平均株価は、一時、900円以上値下がりしています。

東京市場では、日経平均株価が、5日、過去最大となる4451円あまりの値下がりとなったあと、6日は一転して過去最大となる3217円あまりの値上がりとなり、記録的な株価の変動が続いています。

市場関係者は、「日本株の動向が世界の株価に影響を及ぼす展開が続いていて、市場の先行きは不透明だ。きょうは、日銀の内田副総裁が発言する機会もあり、今後の利上げや金融政策の動向を見極めようと市場の関心が高まっている」と述べています。

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