寿都町は2回目の勉強会を秋以降に開く予定だ

北海道寿都町は7日、原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場の理解を深めるための1回目の町民向け勉強会で、住民から出た質問と町の回答内容を公表した。地層処分に関する質問は65、勉強会に関する質問は149あり、町がそれぞれ回答している。

町は6月末から7月上旬にかけて初回の勉強会を開き、延べ約100人の町民が参加した。文献調査の次の段階である概要調査への進め方に対する質問や、風評被害の有無について問いただす内容もみられた。

最終処分地の選定や調査を担う原子力発電環境整備機構(NUMO)や国に対しての質問に対する回答は9月上旬に公表する。

町は秋以降に2回目の勉強会を開き、文献調査の結果や概要調査の内容などを説明する予定だ。

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