京阪ホールディングス(HD)が7日発表した2024年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比3%増の90億円だった。大阪中心部のマンション分譲が増加したほか、新型コロナウイルス禍から鉄道・バスやホテルの利用が回復した。
売上高に相当する営業収益は24%増の809億円、営業利益は40%増の127億円だった。大阪市内では肥後橋と弁天町の分譲タワーマンションなどの売れ行きが好調だった。
鉄道事業は有料指定席サービスの利用が増えた。バス事業は運転士不足による路線廃止や減便の影響をインバウンド(訪日外国人)の増加が補った。
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