スポンジチタンの値上げが利益貢献した

大阪チタニウムテクノロジーズが7日発表した2024年4〜6月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比24%増の25億円だった。航空機用が主体のスポンジチタンの値上げや半導体向け高純度チタン製品の販売増が利益貢献した。

売上高は124億円と12%減ったが、営業利益は83%増の30億円となった。主力とするスポンジチタンの販売は減少したものの、値上げが補った。前年同期に赤字だった高機能材料事業が、半導体の製造工程で使われる高純度チタンの販売増加で黒字に転じたことも寄与した。

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