ピジョンは8日、中国子会社の元従業員が費用や資産に関する不適切な取引をした疑いがあると発表した。調査や手続きに時間がかかるため、8日に予定していた2024年4〜6月期の連結決算の発表を14日に延期する。調査の概要や影響額などについて同日に発表する。
7月上旬、中国でピジョンの妊婦・乳幼児用品の販売をしている子会社で不適切な取引の疑いがあることを認識した。通常とは異なる取引に気付いた社員が内部通報した。外部の有識者を加えて調査をしている。
ピジョンは「開示すべき内容が発生したら速やかにお知らせする」としている。
【関連記事】
- ・ピジョン、つかめぬアジアの親心 在庫膨らみROE低下
- ・ピジョン、母乳バンク普及へ 5千万円投じ処理能力3倍
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。