三菱ふそうトラック・バスは9日、電池交換式の電気自動車(EV)トラックの公道実証実験を8月下旬に京都市内で始めると発表した。専用ステーションでロボットを使って自動で電池を交換する。交換にかかる時間は5分を目標にする。充電に時間がかかって配送効率が落ちるEVの弱点を補うことで、EVトラックの普及につなげる。
米スタートアップのアンプルが京都市内に設けた専用ステーションを活用する。電池残量が少なくなった三菱ふそうのEV小型トラック「eキャンター」がステーションに入庫すると、ロボットが自動で電池を充電済みのものと交換する。
ヤマト運輸など2社にトラックを1台ずつ提供し、2社が京都市内の集配業務などで11月末まで試験運用する。電池の品質など実用化に向けた課題を検証する。
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