ミライエ長岡の6階にNS・コンピュータサービスの社員が常駐する拠点を設けた(9日、新潟県長岡市)

新潟県長岡市や日本精機グループ、長岡商工会議所の3者が連携して、地域企業や教育機関のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する拠点「ながおかDXセンター」が開所した。9日に開かれた開業式典では長岡市の磯田達伸市長が「DXや人工知能などをしっかりと使っていくことは長岡のイノベーションには欠かせない。多くの皆様にセンターを活用していただきたい」と抱負を述べた。

3者は6月に地域企業のDX推進やデジタル人材の育成を目的とした連携協定を結び、同センターの開設はその一環。JR長岡駅近くの複合ビル「米百俵プレイス ミライエ長岡」の6階に拠点を設け、8日からオープンした。

センターの活用を促す長岡市の磯田市長(9日、新潟県長岡市)

事務局は日本精機の連結子会社のNS・コンピュータサービス(長岡市)が担い、拠点には同社の社員が2人常駐する。同社が地域企業のDXに関する相談を受け付けたり、地元ITベンダーなどとの橋渡し役を担うほか、DX関連のセミナーも定期的に開催する予定。

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