JBイレブンは給与の引き上げも採算の悪化につながった

ラーメン店「一刻魁堂」を展開するJBイレブンが13日に発表した2024年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比17%減の800万円だった。豚肉などの原材料や物流費が高騰した影響を受けた。給与の引き上げによって人件費が膨らんだことも利益を圧迫した。

売上高は4%増の18億円だった。新型コロナウイルス禍からの客足回復に加え、静岡県にフランチャイズチェーン(FC)の加盟店として喫茶店を新たに1店舗出店したことが奏功した。ただ、原材料費高騰による採算悪化が響き、営業利益は1600万円と40%減った。25年3月期の連結業績は従来予想を据え置いた。

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