松屋銀座店では林家たい平さんが絵付けをした波佐見焼を期間限定で販売している(14日、東京都中央区)

松屋銀座店(東京・中央)は14日から落語家の林家たい平さんが絵付けをした、長崎県の伝統工芸である「波佐見焼」の販売会を始めた。同店で開催するのは今回が2回目。初回の4倍となる約600点をそろえ、Tシャツや扇子などのオリジナルアイテムも販売する。今年は暑い夏の時期に開催し、白と紺の涼しげな磁器をアピールする。

20日まで銀座店の5階で開催する。価格帯は2750〜4万1800円。2023年6月に第1回を開催した際には用意した150点が会期前半でほぼすべて売約済みとなったことを受け、今年は商品数を増やした。林家たい平さん自らが産地である長崎県波佐見町を訪れ、複数日にわたって朝から晩まで絵付けに取り組んだという。

会期初日の14日には林家たい平さんが店頭に立ち、開店直後から多くの客でにぎわった。林家さんは「料理が盛り付けられたときに、波佐見焼の器から会話が始まって笑顔が生まれればうれしい」と話した。

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