RIZAPグループが手掛けるチョコザップは会員数を伸ばしている

RIZAPグループが14日発表した2024年4〜6月期の連結決算(国際会計基準)は、最終損益が28億円の赤字(前年同期は33億円の赤字)だった。低料金の24時間セルフ型ジム「chocoZAP(チョコザップ)」事業で新規出店や広告宣伝費などの投資が引き続き重荷だったが、会員数は増えて売り上げは伸ばした。

売上高にあたる売上収益は11%増の412億円、営業損益が28億円の赤字(前年同期は29億円の赤字)だった。チョコザップの会員数は足元で126万人となり1年前から約50万人増えた。費用面では洗濯・乾燥機やカラオケなどの新機材の導入のほか、広告宣伝などの投資として計17億円を投じた。

円安や原材料高が響き、アパレル店や雑貨店などを展開するグループ子会社の収益が悪化した。

SOMPOホールディングスから出資を受けて自己資本比率は27%と、3月末(12%)から改善した。

25年3月期の連結業績予想は据え置いた。売上収益は前期比7%増の1777億円、最終損益は20億円の黒字(前期は43億円の赤字)を見込む。

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