テスラは保証期間を日本市場に合わせ、EVの販売拡大を狙う

独保険アリアンツ・パートナーズの日本法人、AWPジャパン(東京・品川)は14日、米電気自動車(EV)大手テスラの車両向け延長保証サービスを始めると発表した。テスラは現在、購入してから4年間は無償で保証しているが、2年間の有償保証を加えて最長6年間、故障の修理などをする。アリアンツと組んで保証期間を日本市場の需要に合わせて延長し、EVへの不安を解消して普及につなげる。

テスラは現在、購入してから4年間または走行距離8万キロメートルのいずれかに達するまで保証サービスを無償で提供している。新たに2年間の有償延長保証を提供し、最長6年間または累計走行距離12万キロメートルまで保証する。

延長保証は通常の使用で起きた故障の修理や部品の交換が対象となる。申し込みは専用アプリからで、価格は最多販売車種「モデルY」で8万8000円から。

日本では車のメーカー保証は無償で5年間が一般的だ。テスラと競合する中国EV大手、比亜迪(BYD)も4年の基本保証と1年間の有償延長保証を提供する。テスラも日本市場に合わせて保証期間を延長し、販売拡大を目指す。

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