15日のニューヨーク市場ではこの日発表されたアメリカの小売統計が市場の予想を大きく上回り、景気の先行きへの懸念が和らいだことで、ハイテク関連の銘柄を中心に主要な株価指数がそろって上昇しました。

また外国為替市場では円を売ってドルを買う動きが強まりました。

これを受けて16日の東京市場では取り引き開始直後から半導体関連や自動車などの輸出関連を中心にほぼ全面高の展開となり、日経平均株価は一時、1100円以上値上がりし、3万7000円台を回復しました。

市場関係者は「アメリカの株高と円安の進行を受けて、これまで値下がりした銘柄を買い戻す動きが一段と強まっている」と話しています。

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