人事院は16日、国家公務員一般職(大卒程度)の2024年度採用試験で、インフラ整備などに当たる技術系の合格者数が採用予定数を初めて下回ったとの説明は誤りだったと発表した。コロナ禍で試験日程が約2カ月遅れた4年前の20年度試験でも合格者数が採用予定数を下回っており、2回目だった。
人事院は13日の発表で、技術系の採用予定1542人に対し合格者は1482人にとどまり、現行の試験制度となった12年度以降、初めて予定数を割り込んだと説明。しかし改めて確認した結果、20年度も合格者数は1260人で予定数1462人を下回っていたことが分かった。(共同)
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