福岡市西区のアウトレットモール「マリノアシティ福岡」が18日に営業を終了し、24年の歴史に幕を下ろす。17日には「笑ってさよなら 2Days」と銘打ったイベントが始まり、最終セールに訪れた買い物客が別れを惜しんだ。
マリノアは2000年10月に九州初の本格的アウトレットモールとして開業。現在は衣料品店や飲食店など約160店舗が入る。施設の老朽化や周辺の商業施設との競争激化などを背景に閉館が決まった。運営元の福岡地所は今後、三井不動産と共同で新しい商業施設に建て替える予定だ。
施設内の観覧車「スカイホイール」に乗った福岡市早良区の佐藤俊さん(47)は「これまで10回ぐらい乗ってきた。最後と思うと、街並みの変化にも気付かされて感慨深かった。近くにアウトレットモールが無いので不便になる。観覧車が今後どうなるのか気になっている」と話した。【長岡健太郎】
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。