音を使って演出をよりリアルにしたいゲームソフト開発会社の需要に対応する

ソニーGは全方位からゲーム音を出せるようにするソフトウエアをゲームソフト会社向けに提供する。立体音響技術によって人物の声や効果音を前方や背後など指定した位置から聞こえるように設定できる。ヘッドホンを着用するプレースタイルが定着するなか、音を使って演出をよりリアルにしたいソフト開発会社の需要に対応する。

ソニーGはカナダのソフト会社Audiokinetic(オーディオキネティック)を通じてパソコンやスマートフォン向けなどのゲームに対応するサウンド制作ソフト「Wwise(ワイズ)」を展開していた。ワイズにソニーG子会社のソニーが手掛ける音響技術ソフトをこのほど採用した。ソニーが19日に発表した。

ワイズがソニーの立体音響ソフトを搭載することで、ヘッドホンやイヤホンを付けた状態で立体的にゲーム音を感じられるように演出を作り込めるようになる。ワイズはコロプラやサイゲームス、スクウェア・エニックス、米ナイアンテックなどの大手ソフト開発会社に広く使われている。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。