新型コロナ感染拡大以前の2019年、全国の国際線乗降客数は海外からの観光客が順調に伸びて、過去最高の1億334万人を記録。しかし20年から22年までの3年間は2000万人以下に低迷、23年は文字通り「V字回復」の年となった。23年の国際線の貨物取扱量は、前年比10%減の333万トンだった。
23年国際線乗降者数の空港別構成比は、成田空港33%、羽田空港24%、関西空港23%、福岡空港9%の順。関西空港は3年連続で羽田を下回り、第3位だった。
国際線貨物取扱量は、成田のシェアが56.2%、関西21.7%、羽田17.1%だった。
国際線、国内線を合わせた乗降客数のトップ10は、下図の通り。第1位の羽田空港は7839万8000人で、1日あたりの平均乗降客は21万4000人。国際線旅客が大きく伸びたことで、前年5位の成田空港が2位に、同7位の関西空港が4位に順位を上げた。
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