20日に設立された新たな団体、「GREEN JOURNEY推進委員会」は、大手自動車メーカーや旅行会社、JR各社など14社が参加し、環境に配慮した新しい観光旅行のプランの開発を目的にしています。

歯ブラシなどプラスチック製品の削減に取り組む宿泊施設や市場に出回らず廃棄される魚を使った料理を提供する店などをプランに組み込むほか、移動手段にEV=電気自動車や鉄道を活用するとしています。

こうした取り組みによって、従来のプランと比べて二酸化炭素の排出量をおよそ2割削減することを目指すということです。

団体では、三重県の伊勢志摩周辺と熊本県の阿蘇市でツアーを計画していて、今後、順次、拡大する予定です。

日本旅行の小谷野悦光 社長は「環境に配慮した旅行の若い人からの問い合わせが増えてきている。1社だけで進む取り組みではないので、さまざまな事業者と連携し、継続的に利用してもらえるよう進めていきたい」と話していました。

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