大阪府枚方市は9月6日、京阪の枚方市駅に観光案内所「Syuku56(シュクゴジュウロク)」を開業する。京阪ホールディングスが同日開業する商業施設「枚方モール」の駅高架下部分にできる。東海道の56番目の宿場にあたる「枚方宿」にちなんだ名称で、観光情報の発信の拠点となる。

枚方市駅の高架下にできる観光案内所のイメージ

枚方市駅周辺の再開発事業に伴い、観光案内所は2022年に閉鎖となっていた。新たな観光案内所は、観光地域づくり法人(DMO)である一般社団法人くらわんか観光マネジメント(枚方市)が運営する。

かつてにぎわった枚方宿のように、気軽に立ち寄ってもらう場所を目指す。市内の企業が手がける菓子などの特産品の販売コーナーのほか、待合や軽飲食ができるスペースを設ける。

市内では遊園地の「ひらかたパーク」が知られているが、歴史文化を含めた観光資源も紹介する。くらわんか観光マネジメントは「京都や大阪の間に位置する観光地として集客できるようにしたい」としている。

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