竣工した新物流倉庫に拠点を集約し、物流サービスの向上につなげる(23日、新潟県長岡市)

日本精機の連結子会社で、物流事業などの日精サービス(新潟県長岡市)は長岡市内に新たに物流倉庫を竣工した。同社の新潟県内の物流拠点を集約して作業効率の向上を図るほか、同市内の日本精機の工場で生産されたヘッドアップディスプレー(HUD)関連の部品などを倉庫で保管や集約し、海外に輸出する拠点として活用する。

竣工した「長岡ロジスティクスセンター」は長岡市北陽に設けた。2023年4月に着工し、24年4月に竣工した。延べ床面積は6485平方メートル。投資金額は非公表。日精サービスは新潟県内に物流拠点を15カ所設けていたが、新倉庫に物流機能を集約して拠点を5カ所に減らし、物流サービスの向上につなげる狙いだ。新倉庫は5月7日の稼働を予定している。

テープカットする日本精機の佐藤社長(左から2人目)ら(23日、新潟県長岡市)

新倉庫内には計3630パレットの自動倉庫を設けた。23日に新倉庫で竣工式典を開き、同社の小林智行社長のほか日本精機の佐藤浩一社長らが出席した。

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