キャベツは3月の低温の影響で出荷量が少ない

農林水産省が23日発表した食品価格動向調査によると、15日の週(15〜18日、全国平均)の野菜小売価格は、調査対象の8品目のうち7品目が平年(過去5年平均)を上回った。キャベツなどの葉物野菜やトマトなど果菜類が天候不順で高くなった。

主産地の徳島県では雨で種まきが遅れ出荷が少ない

キャベツは49%、ニンジンは46%、レタスは45%高い水準だ。キャベツは前週比でも5%、ニンジンは3%上がった。

キュウリは日照不足で出荷量が少なくなった

トマトやキュウリなどの果菜類は、日照量で収穫量が大きく左右される。曇天が多く、キュウリは平年比25%、トマトも21%高い。

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