「浅漬めしギョーザ」は宇都宮餃子会が監修し、焼きギョーザの味わいを出した

漬物メーカーのアキモ(宇都宮市)は9月1日から、焼きギョーザ風味の浅漬け「浅漬めしギョーザ」を関東甲信越や東北のスーパーなどで発売する。漬物の製造過程で廃棄していた白菜の芯を活用。宇都宮市内のギョーザ提供店でつくる宇都宮餃子(ギョーザ)会が監修した。内容量は120グラムで希望小売価格は214円。

同社のオンラインサイトでも販売する。「ご飯に合う」がコンセプトで、塩漬けして粗くすりおろした白菜の芯やニラを使用。ごま油を使い香ばしさを出したという。秋本薫社長は「白菜の芯は豊富な食物繊維とうまみが特徴」と話す。

これまで固い白菜の芯は未利用だったが、社内で「もったいない」との声が上がり商品化した。同社は2月、宇都宮餃子会の監修で、ひき肉と混ぜて皮に包んで焼くとギョーザがつくれる「白菜餃子の具」を発売した。

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