参加した学生はSUMCO千歳工場でクリーンルーム内部を見学した(27日、北海道千歳市)

北海道で半導体産業の基盤強化を目指す企業や教育機関、経済団体などで構成する「北海道半導体人材育成等推進協議会」は27日、道内の学生向けに工場見学会を開いた。SUMCO千歳工場とセイコーエプソン千歳事業所を訪問し、工場内部を見学したり従業員らと交流したりした。

北見工業大学、釧路工業高等専門学校(高専)、旭川高専から計7人の学生が参加した。北見工大の学生は「材料分野に関心がある。就職後に働くイメージがわいた」と話していた。SUMCO千歳工場の清水光太郎工場長は「見学会などを通じて道内でも会社を認知してもらいたい」と述べた。

同協議会は同様の見学会を2024年度内に計10回程度開催する予定。

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