日本の主な自動車メーカー各社が発表した7月の中国での販売台数は
▽トヨタ自動車が、14万3435台で去年の同じ月より6.1%
▽ホンダが5万2757台で41.3%、減少するなど現地で販売を行う5社すべてで減少しました。

EVの普及が急速に進む中国では日本メーカーの苦戦が続き、生産の撤退や縮小など戦略の見直しを余儀なくされるケースが相次いでいます。

さらに、日本車のシェアが高いタイでも景気の低迷や中国メーカーによるEVの進出などに伴い、販売の減少が目立っています。

実績を明らかにした5社はいずれも減少し
▽販売シェアが最も高いトヨタが去年の同じ月より12.9%減ったほか
▽ホンダも27.9%の減少でした。

また
▽日産は49.3%
▽スズキは62.2%
▽三菱自動車工業は31.2%
それぞれ減少し、タイでも日本メーカーが工場の閉鎖や集約化の方針を相次いで打ち出しています。

一方、世界全体の販売台数は、アメリカでの好調な販売などを受けて、マツダ、ダイハツ工業、SUBARU、三菱自動車の4社が去年の同じ月を上回った一方、トヨタ、ホンダ、日産、スズキの4社は下回りました。

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